【レビュー】OneTigrisのパップテント「ROC SHIELD TC」はソロ・デュオキャンプに最高!【ロックシールド】

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こんにちはウミガメです。
色々なテントの中でもパップテント(2ポールテント・軍幕)の形状が好きな方というのは多いのではないでしょうか?
私もパップテントは好きで、今はメインのテントとして使用しています。

そんなパップテントの中で私が愛用しているのがOneTigris(ワンティグリス)の「ROC SHIELD(ロックシールド) TC」です。
色々なパップテントがある中からこのロックシールドTCを選びましたが、とても使いやすく皆さんにおすすめしたいテントでした!

この記事ではそんなロックシールドTCのおすすめポイントや、使いづらいポイントなどを紹介していきます。

OneTigris:ROC SHIELD TCのセット内容

セット内容はこんな感じです。

  • テント本体
  • ポール4本
  • ガイロープ10本
  • ペグ14本
  • 収納用バッグ

となっています。
(ペグを写真に入れ忘れていますが、ペグの項目に載せています。)

ポール

ポールは160cm×4本。メインの2本と跳ね上げ用の2本です。
1本は4本に分割できます。
ガタも無く、少しさらっとした質感もとても良いです。

ポール外径は18.2mm
長さは画像一番上(地面に接するもの)が388mm、それ以外は463mmとなっています。

ガイロープ

ガイロープは十分な本数かと思います(もちろんアレンジ次第ではありますが・・・)
私は今のところ足りないと感じることはありません。
反射材が入っているので夜間の視認性・安全性が向上しています。

私は自在金具を好みのものに変更していますが、通常は画像左側の△タイプの自在金具になっています。

ペグ

ペグはよく見るタイプですが割と使いやすいです。
普通に建てる分には本数は問題ありませんが、余裕を持ってあと数本欲しいところ・・・

強度はあまり強くない印象です。
極端に変に叩いた記憶はありませんが、数本曲がってきています。
叩き方を失敗しなくても地面の中の石などに当たって曲がることもありますので、余裕がある人は鍛造やチタンなどの強いペグを揃えておきましょう。

収納用バッグ

微妙におすすめポイントなのが収納バッグ。
テントと同じTC素材で作られています。
もちろんポールやガイロープを入れる小さい袋もTC素材です。
車へ載せたり、片付ける時にもTCの気持ちよい触り心地で最後の最後までキャンプが楽しめます。
サイズはかなり余裕あるという訳ではありませんが、テントやポール等を入れるのに困ることはありません。

OneTigris:ROC SHIELD TCのおすすめポイント

TC素材で快適

まずおすすめしたいポイントがTC素材という事です。
TC素材というのは「ポリコットン」の略でポリエステル(テトロン)の頭文字「T」とコットンの頭文字「C」を取って「TC」と呼んでいます。

TC素材の特徴を簡単に説明すると
メリットとしては

  • 燃えにくい
  • 遮光性が高い
  • 通気性・保湿性に優れている
  • 吸湿性が良い

デメリットとしては

  • 汚れが付きやすい
  • カビが生えやすい

という特徴があります。

夏場は遮光性や通気性の面で気持ちよく使用でき、冬場は焚き火にも強く室内の温度を程よくキープしてくれるので1年を通して使用することができます。
もちろんデメリットもありますが、使用する際に気を付けていればデメリットは気にならなくなってくるようなポイントばかりですね。

ちなみにロックシールドには75Dのナイロン生地(防水加工)を使用したタイプもラインナップされており、耐水圧や価格面ではナイロンタイプの方が優れています。

重視するポイントによって選ぶことができますが・・・私としてはTCの方がおすすめです(笑)

サイズが大き目でゆったり過ごせる

私がこのテントを購入する際に他メーカーと比較して重点を置いたのがテントのサイズです。
パップテントは1人で使用する人が多く、他メーカーのものを見るとロックシールドと比べ小さいものが多いです。
高さで言うと他メーカーは130cm程度のものが多いですが、ロックシールドは160cm。

もちろんその分横幅や奥行きも大きくなっているので他のメーカーのパップテントと比較すると大きめに設定されているのが分かるかと思います。

私の場合は一人でゆったりと使いたいのはもちろん、2人でも使用する予定だったので大き目のパップテントを探していてサイズがとても良かったです。
ソロキャンプはもちろん、デュオキャンプを視野に入れている方なら快適に使用できるテントです!

買いやすい価格

パップテントには安くて人気のメーカーも多いですが、ワンティグリスも比較的安いメーカーとなっています。
ロックシールドの定価は31,000円となっていますが、Amazonや楽天のセール時にはセール価格となる事が多く定価よりもかなり安く購入することができます。

特におすすめなのが楽天市場。
私の場合はセール時の購入で約2割引き、そこからポイントが約15%ほど付きました。
実質の価格にすると約21,000円。
とてもお得に購入できたと思っています。

購入される場合はセール時がおすすめです!

追記:現在はグリーンが31,000円、ブラウンが24,800円と価格差がついています。

張り方のアレンジが多彩

ロックシールドの特徴としてよく言われるのが張り方のアレンジがかなり多彩ということです。
パップテント自体がタープのようにアレンジできたりと色々な張り方を楽しめるタイプのテントですが、その中でもロックシールドは多彩に張ることが可能です。

大きな理由がサイドウォール部分。
サイドウォールがあるパップテントは他メーカーでもありますが、跳ね上げ部分に繋がっているテントは少ない印象です。

どんなアレンジができるかは後の項目で紹介しますが、色々なアレンジができるのは様々な状況や気分で使い分けできますし飽きにくいですよね。

煙突穴付きで冬場の使用や料理も便利

ワンティグリスのロックシールドTCには煙突穴が付いています。
冬場には薪ストーブを使用する方もいらっしゃると思いますが、標準で煙突穴が付いているので加工することなく使用することが可能です。
私はまだ薪ストーブを持っていないので煙突穴を使用したことはありませんが、薪ストーブをしようする方なら冬キャンプがより快適になりそうですね!

また、その煙突穴があるおかげで設営の際の前面後面が分かりやすくなっています。

背面のスペースを広くできる

他メーカーのパップテントであまり見ないのが背面に付いているこの部分です。
ここをガイロープで引っ張ることでテント内部のスペースを広く取ることができます。

パップテント自体が形状的にデッドスペース(使いにくいスペース)ができやすく、実際に使えるスペースは狭くなってしまいます。
ロックシールドは画像のように引っ張って広げることができるので内部のスペースが使いやすくなります。

サイズ自体が大き目のテントですが、背面を引っ張ることでさらに使いやすくなりますね!

OneTigris:ROC SHIELD TCのデメリット

締め切った際の出入りがしづらい

ロックシールドの特徴として「サイドウォールが跳ね上げ部分に繋がっている」というのを書きましたが、その弊害として締め切った際の出入りのしづらさがあります。
締める際にすでに壁があるところにもう一枚被せる形で締めることになるからです。

上の画像のように「開いてももう一枚壁がある」という状態になっているので、出入りがしづらくなってしまいます。
跳ね上げを閉じる際に内側の壁をあらかじめ開いておくことで出入りのしづらさは減りますが、他のパップテントと比べて少し手間がかかる事には変わりありません。
デイキャンプメインの人にはあまり関係ないポイントではありますが、宿泊を考えている人は頭に入れておきたいところです。

ブラウンにはスカートが無い

ワンティグリスのロックシールドにはブラウンとアーミーグリーンの2カラーがラインナップされています。
素材も形状もほぼ同じですが、グリーンにはスカートがありブラウンにはスカートがありません。

スカートには風が入ってこないようにしたりテント内の暖かさを逃がしにくくする効果があります。
逆に汚れやすかったり夏場は暑かったりとデメリットもありますが、欲を言えば各カラーにスカート付きとスカート無しの設定がそれぞれ選べれば最高でした。

特に前幕を使う方の場合はスカートがテントと前幕の隙間を隠す役割も果たします。

ブラウンのスカート有りが欲しい方もいれば、グリーンのスカート無しが欲しい方もいらっしゃると思います。
わがままかもしれませんが、それぞれの色でスカートの有り無しを選択できればさらに良かったですね。

追記:現在はグリーンが31,000円、ブラウンが24,800円と価格差がついています。
ブラウンにはスカートが付いていませんが、価格差があることで納得して買いやすくなりました。

OneTigris:ROC SHIELD TCのサイズ・詳細

張った状態のサイズ

メインの設営方法としては画像の下側、六角形になるかと思います。
横幅420cm×奥行200cm×高さ160cmになっています。
デッドスペースになりやすい左右の三角スペースも割と広く、荷物などを置くことができます。

高さを低く張りたい方は画像の上側、八角形の建て方もできます。
その場合は横幅460cm×奥行280cm×高さ125cmになります。

収納時のサイズ

収納時のサイズは約20cm×58cm×20cm
画像ではかなりパンパンに入っているようにも見えますが、キレイにたためば片付ける時に苦労して押し込んだりすることも無く入れる事が可能です。

重量はTCという事もあり約7.4㎏と少し重めになっています。

ちなみにナイロンタイプの収納サイズは15.4cm×58cm×15.4cmと一回り細くなっており、重量は3.25㎏と軽量です。

OneTigris:ROC SHIELD TCのアレンジ紹介

ロースタイル

ONETIGRIS公式HP

こちらはメインポール2本を低めの125cmで立てたものです。
高さは低くなりますがソロキャンプのように基本的に座っている場合は特に問題なく、そちらの方が好きという方も多いかもしれません。
跳ね上げのポールはメインに合わせて125cmにして影を増やしたり、160cmにして解放感を出したりと変化を付けることもできます。

シェルスタイル

ONETIGRIS公式HP

8角形の状態で跳ね上げたスタイルです。
解放感が高く、デイキャンプにおすすめ。
壁はしっかりできてプライベートは確保されますが、隙間が多くなり風通しが良くなるので夏場にも使いやすそうですね。

タープ

ONETIGRIS公式HP

前面も後面も跳ね上げてタープのように使うスタイルです。
追加でポールが2本必要にはなりますが、5人前後でも余裕で入るので複数人でのデイキャンプやバーベキューでの日除けとしても使えます。

その他のアレンジ

ONETIGRIS公式HP

他にもサイドウォールを巻き上げてシンプルなパップテントのようにしたり、ポール1本で三角になるように跳ね上げたりと様々なアレンジが可能です。

OneTigris:ROC SHIELD TCと一緒に買いたい商品

OneTigris:モスキートネット(一人用インナー)

1人用のインナーテントです。
テントを締め切った時に約半分のスペースを寝室スペースにできます。
ソロキャンプを行う方で夏場にもキャンプに行く方は持っておきたい商品ですね。
サイズは200cm×85cm。

OneTigris:ダブルインナーテント(2人用インナー)

こちらは2人用のインナー。
デュオキャンプをやる方ならこちらがおすすめです。
200cm×150cmなので大人だと2人が限界ですが、親1人と子供2人(10歳くらいまで?)なら一緒に寝ることができます。
テントのほぼ全てのスペースを使うので、荷物やキャンプギアをテント内に入れる為にも次に紹介する前幕と一緒に使用するのがおすすめです。

OneTigris:ポリコットンTC 前幕

テントを締め切った際のスペースを広げる事ができる前幕です。
TC製なので燃えにくく、大き目の焚き火陣幕としても使用できます。
前述したとおりブラウンはスカートが無いので隙間ができやすい点に注意。
単純にテントのアレンジ幅が広がるので持っていて損はないと思います。

FIELDOOR アルミテントポール 直径24mm

アレンジ幅の広いロックシールドですが、アレンジの種類によってはポールを持っておいた方が良い事も。
タープのように使用したり、風通しを良くするために後ろ側を上げたりする場合には追加ポールが必要になります。
上で紹介した前幕もポールがあった方がキレイに張ることができますね。
単純に跳ね上げ高さを高くして開放感や居住性を良くすることもできますね!

購入する場合は2本セットで収納バッグ付きのものが使いやすくて価格もお得です。

OneTigris:ROC SHIELD TCのレビューまとめ

本記事ではワンティグリスのロックシールドTCを紹介しました。
サイズがとても使いやすく、デザインもカッコいいテントですね!
私もデイキャンプではメインのテントとして使用していますが、飽きのこないテントでとても気に入っています。

ブラウンとアーミーグリーンがありますが、単純に好きな色で選んだりスカートの有無で選んで頂ければと思います。特に前幕の使用を考えている方は慎重に考えましょう(笑)

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